そっと寄り添う薬箱~自然からの贈り物~

心、感情、フラワーレメディに関すること等を綴りたいと思います。

決断力

朝晩は大分気温が下がり、何を着ようか何を食べようかと時々迷うこの頃です。 以前美術館へ行ったときに、ミュージアムショップでお土産を選ぶのにとても悩み、たったこれだけを選ぶのになんでこんなに時間がかかるの、と家族に呆れられたことがありました(-…

穏やかな心

セイヨウトチノキの新芽からはチェストナットバッドというフラワーレメディが作られ、同じセイヨウトチノキの雄花と雌花からはホワイトチェストナットというフラワーレメディが作られます。 共通しているのは、繰り返していることを終わりにする点ではないか…

広い視野で

この秋は学校などの行事が行われるようになり、準備や練習をされている方も多くおられると思います。学生時代、文化祭の準備で夢中になりあっという間に日が暮れたのを思い出します。何かに没頭し熱中していて、気づいたら驚くような時間になることってあり…

自分を信じる

今日はカラマツの一種ヨーロッパカラマツについてお話します。 ヨーロッパカラマツは冬に葉が落ちる針葉樹で雄花と雌花が同じ木に育ち、雌花はやがて松ぼっくりとなります。小枝と雄花と雌花を使ってラーチというフラワーレメディが作られます。 他の人と比…

寛容さ

このコロナ渦で、批判的な気持ちを抱いた場面が人それぞれあったのではないかと想像しています。弱点や欠点に目が行きこれはおかしい、こうあるべきだと批判や判断をしてしまうことがあるでしょう。マナーがなっていない、あの態度はどうなの、などと思うと…

内なる情熱

今の時期は秋に咲く薔薇が見られ、春から夏に咲く薔薇とは少し漂う雰囲気が異なるように感じます。6月から8月に咲くワイルドローズは実からローズヒップがとれて食用やハーブ療法に使われ、お花と茎と葉はフラワーレメディに使われます。ワイルドローズは発…

講座のご案内

最近は時の流れがとても早いなぁと感じています。もう9月が終わるのですね。 私は宣伝やアピールが苦手で、自分のことになるとどのようにお伝えしたらと少し悩みましたが^^; シンプルにお伝えすることにしました。 この度、バッチ博士のフラワーレメディ入…

軽やかに

私は月曜日の朝は他の曜日よりも気合いが必要だなと感じていました(^^;。月曜日は一週間のスケジュールが頭を巡り、やらなければと思う反面心や身体がついていかず、支度に時間がかかり慌てて家を出ることがしばしばありました。サザエさん症候群と呼ばれる…

真の愛

今日は6月から9月にかけて明るい青色のお花を咲かせるキクニガナ、別名チコリーについてお話します。チコリーは葉の柔らかい部分をサラダにしたり根はコーヒーの代用になったりと私たちに多くの恵みを与えてくれて、お花はフラワーレメディになります。 愛…

陰と陽

今日は青空が広がり乾いた風が吹いて秋が訪れているのを感じていました。 もうすぐ秋分の日。昼間と夜、陽と陰の時間の長さが同じになり、この日を過ぎると陰が増えていきます。中国の古代思想には、すべての事物の中に表と裏、促進と拮抗というような陽と陰…

次に活かす

セイヨウトチノキ(マロニエ) もうすぐ十五夜ですね。 私はお月様もお団子も好きなのですが、なぜか毎年のように十五夜を忘れてしまい、気づくとお月見をせずに秋が過ぎていくことがよくあります。(^^; このように同じようなことや同じ失敗を繰り返してしま…

ゆとり

ツリフネソウ(インパチェンスの近縁種) フラワーレメディを作ったのはイギリスのエドワード・バッチ博士になりまして、そのバッチ博士が初めてレメディを作ったのが、オニツリフネソウのお花から作られるインパチェンスというフラワーレメディと言われてい…

癒し

本棚を少々整理していましたら、北村薫さんの本の表紙に描かれている白いお花に目が留まりました。花びらを6枚持つ白く美しいお花、オオアマナという植物を連想しました。 オオアマナは太陽の光に敏感で、朝遅い時間に花が咲き夕方の早い時間に閉じ、11時の…

相手を思う

夏の終わりから秋にかけて咲くお花にヒースがあります。種類が多く千以上にものぼるそうですが、バッチフラワーに使われるのはスコッツヘザーのお花と枝になります。 話し好きで自分のことをたくさん詳しく話をしたくて、長い時間おしゃべりをしていたいと思…

自由に

この夏着なかった服はあるかなとタンスを開けたら、外出用の服が数枚奥の方で眠っていました。着ないのもかわいそうな気がして、外出するしないにかかわらず数日前から着るようにしました。 デザインにより作業しづらいなどありますが、なかなか楽しく、最後…

明るさ

いつの間にか蝉の声が聞こえなくなり静けさがやってきて、こうやって夏が終わっていくのだなぁと感じています。日が沈むのが少しずつ早くなり夏が終わるころになると、何故か物悲しい気持ちになることがあります。陰陽の陰が増えて、気持ちが落ち着いてくる…

本当の幸せ

昨日は久しぶりによく晴れて太陽のありがたさを感じていました。 そんな太陽の光を浴びて育つお花は私たちを笑顔にさせてくれます。 お花のように明るさを周りに振りまいている人たちがいます。冗談を言ったり面白い話をしたりして周りを楽しませてくれます…

真のリーダー

これからの季節はぶどうが美味しい時期ですね。ぶどうはワインにもなりますし、種はオイルになり多くの恵みを与えてくれます。 ぶどうはレメディにもなりまして、バッチフラワーに使われるのはヨーロッパブドウのお花になります。つる性のブドウはつるの先端…

薬味

夏の時期は食事に薬味を使うことが多いように思います。 薬味は主にショウガ、ネギ、シソを中心に細切りや小口切りして、素麺やお蕎麦、冷ややっこや焼きナス、お刺身などと一緒に食べますよね。 ショウガは身体を温めて発汗させ吐き気を抑えたり、魚介類を…

立ち向かう

今日は、6月から8月にかけて赤い斑点のある黄色いお花を咲かせるセイタカミゾホオズキについてお話します。この植物は湿地や川など水が勢いよく流れる所に育ち、種子を水中に落とします。水中で芽を出し苗になると水面まで出てきて根を張れる所を見つけま…

受け入れる

昨日も真っ青な空にくっきりとした白い雲が浮かび、蝉たちの合唱がよく響いた日でした。外を少し歩くと汗がにじんできて、木陰があるとほっとして歩く速度を落とし少し休みました。その木は大きなしだれ柳でしたが、柳にもいろいろと種類がありしだれ柳では…

ムシさん

夏になると家の中にどこからともなく小さな虫がやってきて、明るいところや食品のあるところを飛び回ります。先日作った虫よけスプレーを窓の空いた網戸や玄関を中心にまいてみました。その虫よけスプレーは身体にスプレーするために作ったものでしたが、そ…

強さ

シマセンブリ(セントーリーの近縁種) 今日は夏に咲くリンドウ科の植物、ベニバナセンブリについてお話します。ベニバナセンブリは6月から9月初旬にかけてローズピンクのお花を咲かせます。日光の強さに応じて開いたり閉じたりするところから、太陽の薬草…

活力

昨日は、夏らしい青い空に、綿菓子を手で引いたような雲がたくさん見られた日でした。暑い日が続いていますね。土用入りし季節が変わっていく時。この時期に鰻を食べる方も多いと思います。 鰻は栄養が豊富で気や血を滋養します。気は目に見えないエネルギー…

希望

以前、先が見えない、出口の見えないトンネルに入っているように感じる時期がありました。トンネルの先に光があるとは思えない、そんな日が続きました。この状況が良くなることはありえない、と絶望的な気持ちだったと思います。 今まさにこのように感じてい…

乗り越える

中学校卒業に近いある日、先生に一言メッセージを書いてもらいました。そこには、”くよくよするのは良くありませんが、芯はしっかりとしているので心配はしていません”という内容でした。たくさんお話をした先生ではなかったので少し驚きましたが、一人一人…

労わる

昨日は、いただいたお菓子を美味しくいただきましたら、少し胃の辺りに違和感を感じ、食べすぎたなぁと思いました。胃は、基本的に入って来たものを受け入れて消化をしてくれます。胃は脾臓と共に、食べたものを気や血に変えてエネルギーを作ります。 夏の時…

癒しの力

暑い日には涼を求めて、噴水や滝のある場所に足を運びたくなります。水の流れるような音や音楽を聞いて、心地よさや涼しさを感じます。 水はどのような場所にも和んで、流れゆく性質を持っています。バッチフラワーを作ったバッチ博士は、イギリスのウェール…

眠り

ここ数日のように湿度や気温の高い時期は、暑さで寝るのに時間がかかったり、寝苦しく感じたりしますよね。睡眠には肝(肝臓とほぼ同じ)の働きが関係していると言われています。 私たちが朝目覚めて動けるのは、肝の働きによって肝の血が身体に運ばれている…

つなぐ

数年前の夏に、出かけた帰りにふと、お花屋さんに置かれているお花に目が止まりました。涼しげな表情で少しはかなげな感じがするそのお花、クレマチスはしばらくの間、我が家の玄関前で微笑んでくれました。 クレマチスはフラワーレメディとして使われている…