(上から順にハニーサックル、金銀花)
以前、風邪でのどの痛みがひどく、銀翹散(ぎんぎょうさん)という薬を飲みました。この薬には金銀花というスイカズラのお花のつぼみが入っています。このお花は花の色が黄色から白に変わることから金銀花と呼ばれています。
『ハニーサックルの興味深い特徴のひとつは、花の色が変化することにあります。ハニーサックルの花冠は唇形で、その外側は赤色をしています。一方、内側は白色をしていますが、受粉すると黄色に変わります。』
『色の変化した花とは、すでに受粉をすませた花であり、もはやその役割を終えたものです。しかし、それでもハニーサックルは、黄色く色あせた花をつけ続けているのです。』(バッチフラワー 花と錬金術 東昭史著より引用)
このような特徴を持つハニーサックルは、あの頃はよかったと懐かしんでいる。過去のことをつい思い出してしまう。お子さんが、下の子が生まれたり環境が変わったりして、赤ちゃん返りをしている。
というような時に使うことで、今に目を向けるようにと教えてくれます。過去から得られたものを大切にしながら、今を生きる喜びに気づかせてくれることでしょう。