時々、ふと思うことがあります。
雨風しのげる家があってありがたい、食事がおいしく食べられて幸せなだなぁと。住む所がなかなか見つからなかったことや、食欲がなくて食べ物がおいしく感じられないことがあったからかもしれません。
当たり前のように思っていたことが実はそうではなかった、と感じるのはこのコロナ渦においてもそうで、例えば休みの日に親しい友人や離れている家族に会うことや旅行に行くのが恒例になっていた場合、それがとても貴重であったこと、またはそれほどでもなかったことに気づくことがあります。
私たちは、いつの間にか当たり前と思っていることがあるのでしょう。
男性はこうあるべきだ、女性はこうすることが幸せだ、跡取りだからこうしなければいけない、主婦はこうするのが当然であるなど…。それらは周りから言われてきたことかもしれませんし、常識として刷り込まれた価値観かもしれません。
そのような考えを、本当にそうなのか、と立ち止まり問いかけてみるとどうでしょう。
そうとも限らない、そうでない場合もある、と思えたなら、もうその考えとはさよならして良いと思います。そうして手放すうちに心が自由になっていくのを感じられると思います。