シマセンブリ(セントーリーの近縁種)
今日は夏に咲くリンドウ科の植物、ベニバナセンブリについてお話します。ベニバナセンブリは6月から9月初旬にかけてローズピンクのお花を咲かせます。日光の強さに応じて開いたり閉じたりするところから、太陽の薬草と呼ばれてきました。センブリの葉は胆汁分泌を促し、根は健胃薬になります。そしてお花はセントーリーというレメディになります。セントーリーは太陽が大好きなお花にもかかわらず、周りの草木の背丈に合わせて育ちます。その姿は周りに気を遣っているようにもみえます。
優しい性格で、周りの期待に応えようとして疲れてしまったり、周りに合わせすぎて我慢してしまったりする時、そのために攻撃されたり利用されたりする時、にセントーリーが支えてくれます。もしかしたら近くに支配的な人がいることもあるでしょう。
このような時、セントーリーは自らの強さを取り戻してくれます。必要な時には自己主張することができ、自分を大切にすることができるのです。自分よりも相手のことを優先して考えるとても素敵な方ですが、自分を低めてしまう可能性もあります。セントーリーは周りに優しく気遣うあなたに、自分にも優しくできるよう意思の強さを教えてくれるお花なのです。