そっと寄り添う薬箱~自然からの贈り物~

心、感情、フラワーレメディに関すること等を綴りたいと思います。

分かち合う

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雨の朝、しっとりと濡れた道に小さなどんぐりが無数に落ちています。雨の音に混じってわずかに音を立てながらどんぐりが転がっていきます。見上げると大きなナラの木がそびえ立っていました。寿命が数百年もあると言われるナラの木、たくさんの歴史を紡いでいるのですね。

 

ヨーロッパナラも40mほどになる大きな木で、春に花を咲かせ秋にはどんぐりを実らせ、さまざまな動物や虫たちが集い、住み家や食糧を提供します。

そして雌花からオークというフラワーレメディが作られます。

 

このような状況はありますでしょうか。

限界を超えてまで一人で頑張り続けている。

体力的にも精神的にも休んだ方が良いのに自分の任務や役割を果たそうとしている。

 

とても頑張っておられ一生懸命努力をされている頼りになる方ですが、このままでは倒れたり病気になったりするかもしれません。何か兆候が身体や心に現れても休むわけにはいかない、と頑張り続けることもあるでしょう。助けを求めることにためらいがあるのかもしれません。

 

オークを摂ることによって、一人で抱え込むのではなく周りの人たちと共に分け合いながら、時には休みリラックスできるよう助けられるでしょう。

 

オークのエッセンスを必要とする人が、周りの人たちのことを本当に守りたいと思うならば、何よりも自分自身を大切にしなければなりません。オークのエッセンスは、困難な状況に直面しても頑張り続ける人に対して、自分の限界を受け入れることができるように助けてくれます。彼らにとって、それこそ真の勇気と呼べるものではないでしょうか。(花と錬金術 東昭史著より引用)