木蓮の白さに祈るような気持ちが心に湧いてきます。
先日、ウクライナの文化研究をされている方のお話を聞く機会をいただきました。
自然をとても愛する人々で、休日には自然豊かな場所で過ごす人たちが多いこと、一緒に食事をすることを大切にし、同じ火で炊いたものをいただくことで仲が深まっていくこと、子供に対する優しさが大きく、地下鉄などではお年寄りが席を立って子供に座らせること。そして、キエフやウクライナという言葉はロシア語であることなど教えていただきました。
大切だなと思ったのは、国と個人は違うということです。日本にいるウクライナ人もロシア人も日本が好きで日本に住んでいる人たちなのですよね。
歴史的背景がそれぞれあり、そこから生まれる考えがあるのですから、分からないこともたくさんあります。だから分からないというところから始めてみよう、少しでも知ってみようと思いました。
そして、できないこともたくさんあるけれど、何かできることもあるのではないかと、小さなことでも何かしてみようという思いが湧いてきました。