小学生の頃怪我をして、痛みはそれほど感じなかったのですが、その出血の多さに驚き怖くなり、泣いて立ちすくんでしまったことがありました。ちょっとしたパニック状態だったのだと思います。
私たちは時に、恐怖を感じて動揺してパニック状態になることがあります。
このような時に助けてくれるお花に、ロックローズという鮮やかな黄色いお花があります。半日花とも言われ、朝から咲いて午後3時頃には散ってしまいます。花の咲いた姿は光り輝く太陽のようとも言われ、学名には太陽の花という言葉が入っています。
また、ロックローズはつぼみの時は下を向いていて、花が咲くときに勇気を出しているかのように上を向くのです。英雄の花とも呼ばれています。
ロックローズは、恐怖を感じてパニックに陥り、汗をかいたり、震えたり、身動きが取れなくなったりした時や、緊急事態、などに使うことができます。
『そして、どんな場面でも、決して自分を見失うことなく、冷静に対処できるようになるのです。どんなチャレンジにも、勇敢に立ち向かい、乗り越えていくことができる、自分への深い信頼感も生まれてきます。また、心が安定することで、パニックに反応して起こっていた身体症状も改善されるでしょう。』(バッチフラワーBOOK 白石由利奈著より引用)
日光が出ている半日ほどの時間にしか花を咲かせないロックローズは、闇や影に敏感なのかもしれませんが、そういった面を持ち合わせながら光と向き合う勇気や強さを持っているのです。