フラワーレメディを作ったのはイギリスのエドワード・バッチ博士になりまして、そのバッチ博士が初めてレメディを作ったのが、オニツリフネソウのお花から作られるインパチェンスというフラワーレメディと言われています。
バッチ博士は気が短い方で、自分のペースより遅い人たちに対して苛立ちを感じやすい性格だったようです。行動や頭の回転が速いため一人で進めた方が早く終えられると考えることもあったのかもしれません。
また、私たちも普段の生活の中で早くしなければ、と焦ることやいらいらすることがあると思います。お子さんに対して早く早く、と言いたくなるときもあるでしょう。
そんなときに、インパチェンスが役立ってくれます。
オニツリフネソウは夏から秋にかけて薄紫色の花を咲かせ、成熟した実に触れると破裂して中の種が勢いよく吹き飛びます。インパチェンスという名前はimpatientに由来し忍耐がないという意味で、このお花の特徴を表しています。
少しの刺激で反応するちょっと短気なお花は、気持ちを落ち着かせ他の人のペースを受容できるよう助けてくれます。
ゆとりを持って過ごせるようになるでしょう。