そっと寄り添う薬箱~自然からの贈り物~

心、感情、フラワーレメディに関すること等を綴りたいと思います。

広い視野で

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この秋は学校などの行事が行われるようになり、準備や練習をされている方も多くおられると思います。学生時代、文化祭の準備で夢中になりあっという間に日が暮れたのを思い出します。何かに没頭し熱中していて、気づいたら驚くような時間になることってありますよね。 


遠足や運動会など楽しみにしている日の前日に、興奮してなかなかテンションが下がらない。

また、自分が信じる素晴らしいことをどんどん周りに知らせたい、理解してもらいたくて熱く語りすぎてしまう。

このようなときに頼りになるレメディがあります。

 

それはバーベインというフラワーレメディで、7月から9月にかけて薄紫色やライラック色の花を咲かせるクマツヅラから作られます。バーベインは古代から聖なる草と呼ばれ、薬草として用いられてきたようです。    

 

 

バーベインを使うと、リラックスした状態で、物事に取り組むことができるようになります。走り続けるのではなく、ゆったりとした時間も大切にできるようになるでしょう。また、自分の考えを大切にしながらも、世の中にはいろいろな考えや価値観があることを理解し、広い視野をもって、さまざまな在り方に好奇心をもちながらバランスのとれた見方ができるようになります。(バッチフラワーブック 白石由利奈著より引用)

 

自分を信じる

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今日はカラマツの一種ヨーロッパカラマツについてお話します。

ヨーロッパカラマツは冬に葉が落ちる針葉樹で雄花と雌花が同じ木に育ち、雌花はやがて松ぼっくりとなります。小枝と雄花と雌花を使ってラーチというフラワーレメディが作られます。

 

 

他の人と比べて劣等感を感じ自信を持てずにいるとき

チャレンジしたいと思ってもうまくいかないと思い、消極的になってしまうとき

ラーチが背中を押してくれます。

 

 

人と比べるのは不幸の始まりという言葉を聞いたことがありますが、確かにそうなのかもしれません。比べているのは目に見えている、ある一部分であり、その部分だけを見てそう感じているのです。

本当はまだ可能性もありますし、うまくいかないと思っていたことを乗り越えられる力もご自身の中にあるのですよね。

  

 

ラーチのエッセンスは、強い自信をもたらしてくれます。他人と比較して劣等感に苦しむ人に、本来の有能さに気づかせてくれます。失敗することばかりを考えるのではなく、積極的なものの見方ができるようになり、困難にもチャレンジしていくことができるよう助けてくれます。厳しい環境の中でも、たくましく生き抜いていくことができるように、私たちを支えてくれるでしょう。(花と錬金術 東昭史著より引用)

 

 

 

 

 

寛容さ

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このコロナ渦で、批判的な気持ちを抱いた場面が人それぞれあったのではないかと想像しています。弱点や欠点に目が行きこれはおかしい、こうあるべきだと批判や判断をしてしまうことがあるでしょう。マナーがなっていない、あの態度はどうなの、などと思うとき、ヨーロッパブナから作られるビーチというフラワーレメディが役立ってくれます。

 

ヨーロッパブナは背の高い樹で古代ケルトのでは知恵の木といわれていたようです。春に咲く雄花と雌花と若芽を使いフラワーレメディが作られます。ヨーロッパブナは日当たりが悪くても育つため、林の上部に枝葉を広げることで他の木を締め出すことができます。

 

批判的になっている時というのはある価値観に基づき、そこからはみ出しているから気になるんだと思います。逆に言うとこのような時はこうするのが良いという理想がその方の心に描かれているんですよね。ただそのような気持ちが行き過ぎてしまうと、本人も周りもつらく人間関係がギスギスしたものになってしまいます。

 

ビーチを使うことで寛容な心を取り戻し、相手の立場に立って客観的に物事を見られるよう助けられます。その上で助言をするならば、とても温かい言葉となって相手に届くことでしょう。

内なる情熱

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今の時期は秋に咲く薔薇が見られ、春から夏に咲く薔薇とは少し漂う雰囲気が異なるように感じます。6月から8月に咲くワイルドローズは実からローズヒップがとれて食用やハーブ療法に使われ、お花と茎と葉はフラワーレメディに使われます。ワイルドローズは発芽するのに2年もかかるようで、レメディのマイナスの状態をあらわしているようにも思えます。

 

 

全てにおいて諦めているような、自分の意志では状況を変えられないと思い、気力や感情や関心が無くなっている状態のとき

病気などつらい体験をして、そのつらい感情を感じないようにしているとき

仕方がない、しょうがない、人生ってこんなものだよ…と思うとき

 

 

ワイルドローズは自身の中に情熱や意欲があることを思い出させてくれます。

疲れて何もかもが灰色に見えていた世界に、鮮やかな色を取り戻してくれます。

ずっと昔にあきらめて心の奥底にしまい込んだ思いや情熱が出てくるかもしれません。

感情を麻痺していないと生きてこれなかった胸の内にそっと光を灯してくれるのです。

生きる喜びや内なる情熱を再び呼び戻す、あたたかなフラワーレメディなのですね。

 

 

 

 

講座のご案内

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最近は時の流れがとても早いなぁと感じています。もう9月が終わるのですね。


私は宣伝やアピールが苦手で、自分のことになるとどのようにお伝えしたらと少し悩みましたが^^; シンプルにお伝えすることにしました。

 

この度、バッチ博士のフラワーレメディ入門講座を設けることといたしました。

フラワーレメディって本当に作用するの?気の持ちようなんじゃない?

エビデンスはあるの?などの感想を持たれる方もいらっしゃることでしょう。


そのような疑問や質問にお答えしながら、こんな時にこのように使いますと具体的にお伝えしたり、このような方がこんな風になりましたなどの症例もご紹介していきたいと思います。

 

害も副作用もない、自然の植物や岩清水から作られたバッチ博士のフラワーレメディ。


学んでよかったと思っていただける講座にしていきたいと思います。

お一人様から受講が可能です。

 

こちらから詳細が見られます。

お問い合わせや日時の相談もお気軽にどうぞ。

 

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軽やかに

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私は月曜日の朝は他の曜日よりも気合いが必要だなと感じていました(^^;。月曜日は一週間のスケジュールが頭を巡り、やらなければと思う反面心や身体がついていかず、支度に時間がかかり慌てて家を出ることがしばしばありました。サザエさん症候群と呼ばれるような、日曜日の夕方に明日から学校や仕事などしなければならないと気が重く感じることもありますよね。

 

身体は疲れていないのに気持ちがついてこれずにやる気が出ないときや、やらなければと思っていても後回しにしてしまうとき。大きな仕事やイベントの後に気力がなくなったように感じるとき。このようなときに使うことができるフラワーレメディにホーンビームがあります。

 

ホーンビームは英名で角の意味のhornと木の意味のbeamからできた言葉で堅い木に由来します。西洋シデの雄花と雌花からフラワーレメディが作られ、雄花は黄色、雌花は緑色の花を同じ木に咲かせます。

 

ホーンビームによって気力や意欲を取り戻し、目の前のことを取り組みこなしていくことができるようになるでしょう。気が重く感じていたことも軽やかに行動できるよう支えてくれるお花なのです。   

 

 

真の愛

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今日は6月から9月にかけて明るい青色のお花を咲かせるキクニガナ、別名チコリーについてお話します。チコリーは葉の柔らかい部分をサラダにしたり根はコーヒーの代用になったりと私たちに多くの恵みを与えてくれて、お花はフラワーレメディになります。

 

愛する人を独占したい、いつもそばにいてほしい、私の思い通りにしてほしいと思うとき。あの人にこんなにしてあげているのだからもっと感謝をしてほしい、もっと愛情を向けてほしい、もっと褒めてほしいと思うとき。チコリーが手を差し伸べてくれます。

 

 

きっと愛情豊かな方なのでしょう。

チコリーのお花は本来の愛情は見返りを求めないものであると思い出させてくれます。

また、何かを期待して人に与えたり、人から与えてもらうよりも、何も期待せずに自分から与えることができるほうが、ずっと喜びも幸せもあるということにも気づくでしょう。それにより「無条件の愛」の状態に至ることができ、相手の重荷になることもなく、真の意味で愛情深い人になれるのです。

(バッチフラワーブック 白石由利奈著より引用)