旅行の写真を眺めていたら、以前訪れたイギリスでの薔薇のお花に目が留まりました。
この旅行はツアー旅行で、私は宿泊先をホテルに選んでいたのですが、旅行会社さんのはからいで急遽、一日だけ古城に泊まれることになりました。貴重な機会なので喜ばれている方も多かったと思いますが、私は嫌な予感がしていました。
お部屋に入ってしばらくしても落ち着かないのです。寝室の四方に貼られた肖像画、その視線の先にあるベッド。寝ようとしても眠れません。
寝室の隣にあるソファにブランケットを持って移動しました。やっぱりいる。ウトウトしかけても、ぞわぞわする。それを繰り返していました。
もしこのような時にアスペンというバッチフラワーを使えたなら、落ち着きを取り戻し安心して過ごせるよう助けてくれたことでしょう。
アスペンはポプラの一種で、葉柄が細長く葉が直角についているため、わずかな風でもさわさわと音を立てて震えます。このアスペンはいくつかの伝説に登場しているようです。
『いずれの話にも共通しているのは、神聖なものを恐れない態度や、神罰への恐れというテーマです。ポプラは目に見えない神が自分を罰することを恐れています。』(バッチフラワー 花と錬金術 東昭史著より引用)
このような特徴を持つアスペンは、理由の分からない恐れや漠然とした不安を感じる時に助けとなってくれます。
この時はバッチフラワーのことを知らなかったので、眠れずに翌日はへとへとになりながらツアーに参加していました。今なら、アスペンやウォルナットを使っていることでしょう。
アスペンは、電気を消して暗くなると落ち着かない様子のお子さんや、よく分からないけれどある場所を嫌がる、霊的なものを恐れる、不吉な予感がする時、また、何かに怯えているような動物に使用することで、安心感が得られ、落ち着きを取り戻していくことでしょう。