そっと寄り添う薬箱~自然からの贈り物~

心、感情、フラワーレメディに関すること等を綴りたいと思います。

受け入れる

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昨日も真っ青な空にくっきりとした白い雲が浮かび、蝉たちの合唱がよく響いた日でした。外を少し歩くと汗がにじんできて、木陰があるとほっとして歩く速度を落とし少し休みました。その木は大きなしだれ柳でしたが、柳にもいろいろと種類がありしだれ柳ではない柳もあるようです。

 

ゴールデンウィロウもその一つでお花と小枝と若葉でレメディが作られます。ウィロウの種子はとても小さく軽いため養分が少ししかありません。そして寿命が短いために発芽する時期を選ぶことができません。このことからウィロウは人生の始まりから恵まれていないようにも思えます。

 

災害やこの状況などで、なぜ自分だけがこんな目に合わなければいけないのだろう、と自分が犠牲になっていると思うときがあると思います。環境や社会のせいで不公平な気持ちを感じるときもあるでしょう。このような心の奥に憤りを覚えるときにウィロウが助けてくれます。

 

柳の枝のようにしなやかさを持てるようになり、受け入れることができるようになるのです。今あるものに目が向けられ感謝の気持ちが湧いてくることもあるでしょう。


被害者のように感じている状態から抜け出して、自分の人生は自分で選び舵を取って行く事ができると信じられるようになるのです。