今日はオークの木のお話をしたいと思います。
オークはヨーロッパナラという大きなドングリの木で、たくさんの実(ドングリ)を付けますが、落ちた実のほとんどが食べられてしまいます。
昆虫や鳥や動物、苔を含む植物など2300種の生物がオークの木に集まり、暮らしているからです。
頼りになるオークですが、木の幹は空洞になるほどまで頑張り続けています。
このようなオークの人たちは、疲れていても弱音をはくことなく一人で頑張り続けようとします。
喜んで周りの人たちを助けようとするのです。
一見、問題はないように見えますよね。
このまま頑張り続けたらダウンするかもしれませんし、さらに努力を重ねて病気のサインに気付くのが遅くなるかもしれません。
また、手を貸すことで、相手が成長できる機会を奪ってしまうこともあるでしょう。
実際、オークの木はドングリを実らせない年があり、その年は周りの生き物が成長すると言われています。
オークは周りを、目の前の人を信頼し見守っています。
その人自身やその人の持っている力を信じているのです。
そして、頼ったり頼られたりしながら、共に生きていると再認識するのだと思います。
今日は最近の自分を省みて、オークの木に思いを馳せる時間になりました。
頑張り続けているのにまだ努力が足りないと思う方や、病気療養中の方にもこのお話が届きますように✨