以前、先が見えない、出口の見えないトンネルに入っているように感じる時期がありました。トンネルの先に光があるとは思えない、そんな日が続きました。この状況が良くなることはありえない、と絶望的な気持ちだったと思います。
今まさにこのように感じている方もおられるのではないかと思います。
このような状態に使うことのできるバッチフラワーに、ゴースがあります。
ゴースはハリエニシダというヨーロッパなどの一部に地域でしか育たない植物で、黄金色のお花を咲かせます。日照時間の一番短い冬至に、この地域の人たちは標石の上に太陽の光が落ちるのを待ちました。この光は長い夜が終わり、新しい年が始まることを教えてくれます。それはゴースの黄金色の花を見て、希望を感じる人々の心と重なります。
病気や問題、ある特定のことに関して、さまざまな方法を試してもうまくいかず良くならないとあきらめている状態、このつらい状況に耐えていかなければならない、と深い悲しみがある状態に用いることで、可能性を信じられるよう助けてくれます。
ゴースは自分の運命を受け入れ、希望を見いだし、もう一度行動を起こすエネルギーを与えてくれるお花なのです。
